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むらた歯科クリニックでは初めてご来院いただく患者様に限り、インターネットからいつでもご予約いただけます。必ず以下の注意事項をお読みの上ご利用ください。
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こんにちは、
大阪市城東区の『むらた歯科クリニック』です😊🍏
開院して3ヶ月が経ちました。
たくさんの方にご来院頂き、特にご家族で通って頂いている方が多いのですがよくある質問の中で今日はフッ素のことについてお話しします。
フッ素の話については長くなりますので、、、
今回と次回に分けてお話ししていきます🦷
むらた歯科クリニックではお子様の治療や定期検診の際にフッ素塗布を実施しておりますが、
今回はそのフッ素塗布の効果と体への影響についてです。
───フッ素塗布の効果とは
①歯を強くする
乳歯や生えたての永久歯は歯の質が弱く虫歯になりやすいです。フッ素が歯の表面のエナメル質に取り込まれると表面の構造が変化し酸で溶けにくい強い歯になります。なので塗布しない歯に比べ将来的にも虫歯になるリスクが低くなります。
②初期虫歯を元に戻す
実は食事をする度に虫歯菌が作り出す酸によって歯は毎回表面が溶かされていますが(これが虫歯の原因です)唾液の力で溶けた歯の表面が修復されています。それが再石灰化といいます。フッ素にはこの再石灰化を促進させる力があります。
③虫歯菌の活動を抑える
お口の中に常にいる虫歯を引き起こす細菌の活動を弱らせ虫歯の原因である酸が作られるのを抑制します。
以上3つがフッ素の効果です。
───フッ素は体に影響ないの?
フッ素は上の3つの効果があるすごい薬!というイメージがつくと思いますが体に害があるというお話も聞いたことはありませんか?
フッ素も他のお薬と同じで適量を守ることが大切です。どんなお薬でも過剰摂取は体によくありませんよね?
市販で売られているフッ素入り歯磨き粉や医院で行なっているフッ素塗布は歯の表面にフッ素を作用させているので大量に「摂取」しすぎてしまうことがなく基本的に中毒などの心配はありません。
フッ素の中毒症状は体重 1kg あたり 5mg の摂取で起こるとされています。例えば5歳児体重 20kg ですと 100mg です。
普段フッ素入りの歯磨き粉やフッ素入り洗口液を使用した場合にお口の中に残るフッ素の量はおよそ 0.2mg なのでかなりの量を飲み込まない限り中毒になる可能性は極めて低いです。
(量にすると歯磨き粉2本を丸ごと飲み込む、洗口液でしたら40人分を一気に飲み込む)
ただし誤ってたくさん飲み込まないように小さなお子さんの手が届かない位置にしまっておくことが大切です。
今回はフッ素の効果と体への影響についてお話しさせて頂きました。フッ素はお子様だけではなく大人の方にも効果的な虫歯予防です😊
次回はフッ素塗布のタイミングと当院でのフッ素塗布の仕方についてお話しさせて頂きます。
(続きはこちら→フッ素のお話パート②)
スタッフY
フッ素を上手に使って虫歯予防
大阪市城東区関目の歯医者さん
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