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熱中症対策の落とし穴!?スポーツドリンクと虫歯の関係|むらた歯科クリニック|大阪市城東区関目の歯科・歯医者

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熱中症対策の落とし穴!?スポーツドリンクと虫歯の関係

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こんにちは🦷

城東区関目の『むらた歯科クリニック』です🍏

 

毎日暑い日が続いていますね🌞

熱中症対策のためにも水分補給はとても大切です!

そこでみなさんは、どのような飲み物で水分補給をされていますか?

 

水・お茶・ジュース・スポーツドリンク…などと様々だと思いますが、この時期は特に

“スポーツドリンク”

で水分補給をされる方も多いのではないでしょうか。

スポーツドリンクは病気や脱水症状時、激しいスポーツの後の水分補給に適しているといわれています。

そのため、普段から「体にいい」と思って飲まれる方も増えてきたように感じます。

しかし、実は注意も必要なんです⚠️

 

 

💡スポーツドリンクの主な成分💡

・糖類(砂糖、ブドウ糖、果糖)

・電解質(ナトリウム、カリウム)

・水分

・酸味料(クエン酸など)

 

 

*歯にとってスポーツドリンクは良いの!?*

実は500mlのペットボトルの中には約30gの砂糖が入っています。

これは、スティックシュガーの10本分と糖分が多めです😵

また、スポーツドリンクのpHは2~4と意外と酸性度が高めの飲料水です。

ちなみにお口の中のpHは通常6.8~7.0の中性で、食べたり飲んだりすると酸性に傾きます。

 

酸性に傾くと歯からミネラル成分が溶け出しやすい状態になり、pH5.4以下になると歯の表面のエナメル質が徐々に溶け始めてしまいます💦

ただし、唾液の緩衝作用によって口腔内のpHは少しずつ中性へと戻っていきます✨

しかし口腔内が長時間pH5.4を切った「酸性環境」になっていると、歯のエナメル質が溶け出しやすく、虫歯の原因になります。

また、歯の溶けた部分が着色しやすくなったり、再石灰化を繰り返すことで「まだら模様」ができることもあります。

 

スポーツドリンクを頻繁に摂取し続けると…!?*

・虫歯になるリスクが高くなる

・血糖値が上昇し、生活習慣病にもなるリスクも高くなる

スポーツドリンクに限りませんが、糖分が含まれた飲み物を摂取する際は「時間・回数・摂り方」に気をつけましょう!

 

 

☝️摂取する際に気をつけておきたい5つのポイント☝️

①できるだけすぐ飲むようにする

口の中に長時間留めておくと、歯が長時間酸性にさらされてしまいます。

できるだけお口の中に留まらないようにすぐに飲みこんだり、ストローを使って歯に飲み物が触れにくくするのもおすすめです。

 

②ちびちびだらだら飲まない

だらだら飲み続けると、口の中が常に酸性状態となり、虫歯ができやすい環境になります。

唾液の力によって徐々に中性へと戻ろうとしますが、だらだら飲むと唾液の力が追いつかず、虫歯のリスクが高くなります。

 

③飲んだらお口をゆすぐ

飲んだあとにお口をゆすぐことで、糖分を洗い流しましょう。

ゆすげない場合は、お水をひと口飲むだけでも効果があります。

 

④寝る前の摂取は控える

就寝時は唾液の量が減るため、緩衝作用は起きている時と比べて著しく低下します。

就寝前に飲まれる際はそのあと必ず歯磨きをしてください。

 

⑤砂糖が入っていない物を選ぶ

糖分を多く含む一般的なスポーツドリンクは、虫歯になりやすく、血糖値を急上昇させます。

カロリーゼロのものや、糖質制限されたものの方が虫歯にはなりにくいです。

 

スポーツドリンクを摂取する際はこれらのことに気を付けながら、適切な量を摂るようにし、熱中症にならないよう気を付けましょう!

汗をあまりかかない状況での水分補給には「水」「お茶」がおすすめです。

この機会に一度、定期検診を受けて健康な歯で暑い夏を乗り切りましょう😁

 

古賀

 

大阪市城東区関目の歯医者さん

むらた歯科クリニック

京阪電鉄 野江駅 徒歩8分

大阪メトロ 蒲生4丁目駅 徒歩8分

大阪市城東区関目2-1-1

TEL:06-6167-7900

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