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歯をぶつけてしまったら・・・ ~子供の歯の外傷について~|むらた歯科クリニック|大阪市城東区関目の歯科・歯医者

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歯をぶつけてしまったら・・・ ~子供の歯の外傷について~

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こんにちは🦷

城東区関目の『むらた歯科クリニック』です🍏

 

 

みなさんはお子様が歯をぶつけて抜けてしまった場合どうしたらいいか困ったことはありませんか?

今回は子供の歯のケガについてお話ししていきます。

 

 

〜まずどんなときに歯やお口のケガをしやすいのでしょう?〜

︎⚪お家のフローリングの床で滑って転んでしまう

︎⚪滑り台、鉄棒などの公園の遊具でぶつけてしまう

︎⚪スポーツをしているときにぶつけてしまう

︎⚪自転車に乗っているときにこけて顔を打ってしまう

 

お子様の年齢にもよりますが、このように様々なケースがありますね。

特に歯のケガをしやすい年齢は乳歯では1〜3歳、永久歯では7〜9歳に多いそうです。

 

 

もしお子様が歯をぶつけてしまったらどのような対応をしたらいいの?〜

⚪歯が抜けている、歯が折れている

→抜けてしまった歯は拾って牛乳や保存液、生理食塩水につけましょう。

このときに注意することが3つあります。

『歯を洗わない 歯の根っこを触らない 歯の根っこを乾燥させない』

抜けた歯は土や砂がついてても流水でこすって洗わないでください。

抜けた歯の根っこには歯根膜という組織が付着していますので、落としてしまうと顎の骨に歯がくっつきません。

また歯の根っこに付着している歯根膜を乾燥させないように、牛乳や保存液に浸してお持ちください。

ない場合は生理食塩水やコップに唾液を溜めて浸しても大丈夫です

⚪歯がグラグラしている、歯の位置がずれている

→歯を指で触らないようにして、強く口を閉じないようにしましょう。

 

⚪歯茎や唇が切れている

→ガーゼやティッシュ、ハンカチを押し当てて止血しましょう。

 

 

〜歯をぶつけた後におこる歯の変化〜

⚪歯の変色

・ぶつけた直後

歯の内部が淡い赤色のような色に変色することがあります。

これは歯の中(歯髄)が内出血や充血を起こした状態であると予測されます。

多くの場合は自然に消えていきます。

・時間が経ってからの歯の変色

歯をぶつけてある程度時間が経った後、灰色っぽく黒ずんだ色に変色することがあります。

これは歯の根っこがダメージを受けて血液の循環が停止してしまい歯の神経が死んでいる可能性があります。

そのままにしておくと歯の寿命にも影響してきますので歯の根の治療を行います。

⚪歯のグラグラ

元の場所に戻した歯は、歯の神経に細菌感染が起きると、グラグラと動くようになっていきます。

歯茎が腫れて膿がでたり、周りの顎の骨が減っていってしまいます。

 

⚪後に生えてくる永久歯への影響

乳歯をぶつけた場合、後に生えてくる永久歯に影響が出る可能性があります。

例えば、永久歯が生えてこなくなる、永久歯の形成が途中で止まる、生える方向が変わってしまうなどです。

⚪歯の根っこへの影響

永久歯をぶつけた場合、歯の根っこが顎の骨の内部で吸収されてしまうことがあります。

そのまま気づかずにいると、徐々に歯の根っこがなくなり、やがて歯が抜けてしまうこともあります。

また歯の根っこが顎の骨と癒着してしまうこともあります。

根っこが骨とくっつくと成長期にその歯だけが動かなくなり、歯並びが悪くなってしまうこともあります。

 

 

歯をぶつけてから早めに対処するほど、歯を戻せる確率が高まりますのでできるだけ早くお子様を連れてきてくださいね😌

 

米田

大阪市城東区関目の歯医者さん

むらた歯科クリニック

京阪電鉄 野江駅 徒歩8分

大阪メトロ 蒲生4丁目駅 徒歩8分

大阪市城東区関目2-1-1

TEL:06-6167-7900

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