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赤ちゃんの指しゃぶりについて パート2|むらた歯科クリニック|大阪市城東区関目の歯科・歯医者

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赤ちゃんの指しゃぶりについて パート2

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こんにちは🦷

城東区関目の『むらた歯科クリニック』です🍏

 

3つ前のブログで子供の指しゃぶりなどのお口への刺激の大切さについてお話をさせていただきましたが

今回はその続きで

『指しゃぶりはいつまで?』

についてお話しさせて頂きます。

 

(前回のブログはこちら→赤ちゃんの指しゃぶりについて

 

 

まず指しゃぶりなどの指をお口に持っていく行為は年齢が上がるにつれて次のように

生理的なもの 心理的なもの へと移行していきます😊

 

◯生後1,2ヶ月

お口のそばにきた手を舌や唇で触れて形や味を学び始める

◯生後3,4ヶ月

指しゃぶりに移行

その後寝返りや起き上がり歩くようになるといろんなものが見え

それを触ろうとし手を使った遊びが増えるので手をお口に持っていく仕草は減少

◯1〜2歳

おもちゃで遊んだり手づかみ食べや食器を使うなど

手の使い方を覚えてお口に持っていくことはさらに減っていく

指しゃぶりは退屈な時や眠たい時、寂しい時など

心を落ち着かせたい、安らぎたいと思ったタイミングのみ見られるように

◯3歳〜就学前

友達など対人関係も深めていき遊び方も増え指しゃぶりはさらに減

◯学童期

ほぼしなくなる

 

このように多くの場合は3歳頃から減ってくる事が多いようです。

3歳頃までは前回のお話しでもあったように指しゃぶりで学ぶことなど、メリットもありますので無理に辞めさせることはないと言われています。

3歳を過ぎても長期間続くようでしたら指で前歯を押し出す習慣で

上顎の歯並びのアーチが狭くなり歯が綺麗に収まらずガタガタになってしまう「叢生(そうせい)」

下顎との噛み合わせがずれて上の前歯が前に出てくる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」

上下の前歯の噛み合わせが合わない「開咬(かいこう)」

などの不正咬合(歯並びや噛み合わせが良くない事)になる原因となります。

 

 

これらの不正咬合が将来に及ぼす影響として

・虫歯や歯周病のリスクが高くなる

・発音が不明瞭になる

・食べ物をうまく噛めない

・頭痛や肩こりになりやすい

・顎関節症になりやすい

・口呼吸になる事でアレルギーなどのリスクを高める

などが挙げられます。

 

4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続くようでしたら小児科医や小児歯科医に相談して頂くことを推奨しています。

2回にわたり子供のお口の刺激についてお話しさせて頂きましたが、

さまざまなものを舐めたりお口に持っていくことは雑菌などをお口の中に入れることでもあり

免疫力をつけるうえでも大切な事です😊

小さいうちは是非口で触れたり吸ったりするしぐさも後押ししてあげましょう。

 

山下

 

大阪市城東区関目の歯医者さん

むらた歯科クリニック

京阪電鉄 野江駅 徒歩8分

大阪メトロ 蒲生4丁目駅 徒歩8分

大阪市城東区関目2-1-1

TEL:06-6167-7900

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