意外なところで歯が痛くなる！？｜むらた歯科クリニック｜大阪市城東区関目の歯科・歯医者

こんにちは

城東区関目の『むらた歯科クリニック』です

 

気温も暖かくなり遠出や旅行をする機会も増えてきましたね！

しかしせっかくの旅行で歯が痛くなるのは辛いですよね

 

遠出や旅行で「ある変化」が起こると歯が痛くなるのですが、皆さんご存知でしょうか？

 

それは、気圧の変化です！

 

気圧の変化が起こる場所とはどういう所なのでしょうか？

 

例えば、高い山に登ると普段は傷まない歯が痛くなることがあります。

登山では急に気圧が下がることによって歯のエナメル質の内部にある「歯髄腔（しずいくう）」という空洞が気圧の変化に対応できなくなり歯の痛みが引き起こされます。

 

 

高い山に登ったときや飛行機に乗ったときにお菓子の袋が膨れ上がりますが、同じ原理が歯でも起こり痛みが出てきてしまいます。

これを「気圧性歯痛」といいます

健康な歯髄には起きず、虫歯があると痛みが激しくなってしまいます。

標高２０００メートル以上の高い山で引き起こしやすくなります。

ちなみに富士山は標高３７７６メートルだそうです！

 

そして登山だけでなく飛行機に乗った時にも同じ現象が起こります

飛行機に乗った際、気圧変化により歯が痛むことを「航空性歯痛」といいます。

 

 

私達乗客も気を付けておきたい航空性歯痛ですが、

パイロットやキャビンアテンダントの航空従業者になるには「航空身体検査」を受けることが法律で決められています。

この検査の中には「口腔および歯牙に関する基準」が設けられています。

その基準では

 

・口腔や歯に重大な疾患や機能障害のないこと

・発声が不明瞭でないこと

・著しい不正咬合がないこと

・上、下顎骨や口腔軟部組織の障害によって著しい痛みをともわないこと

 

など細かい規定があります。

この基準だけ見ても航空従業者になることとお口の状態が密接に関係していることがわかりますね。

予防として日頃のケアや定期的な歯科検診をおすすめします！

 

安楽

 

大阪市城東区関目の歯医者さん

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